追記
俺にはある大切な友達がいるんだ。
あいつは去年バンドをやめた。※俺のバンドではない
もう一年もたったのか。
勝手な想像で話すけどずっと悩んでたんだろう。
生活的にも、経済的にも、将来的にも、今の自分にも。
でも正直な答えを出してそれを伝えるのはめちゃくちゃ怖い。
だからやめるって聞いたときその勇気を褒めたかった。ちゃんと話せたんだなって。
いやめちゃくちゃ寂しかったよ?当たり前だろそんなこと。
バンドは違えど兄弟のようだった。楽しかった思い出しかない。
でも前を向けたなら幸運を願いたいよな。
こないだ話したとき「今楽しいか?」って聞いた。
「楽しい」ってあいつは言ってた。
やっぱり寂しかったけどうれしかったよ。
意地悪言ってごめんな。
別の道を歩んでもいつか違う形で互いに力になれる日が来る。
それがすぐに来るのか、すごく先の未来なのかはわからない。
だからあの時いつ果たすかわからない約束をしてお互いの幸運を願い手を振った。
そして今があるんです。
そんな話をいつか聞かせてよ。
もう一度あいつら3人でいる姿を想像して夢に俺は書き足す。
追記